Story
【IYANのトランクスパンツの始まり】
それはボクサーパンツから開放感を求めて、
トランクスパンツになった主人がきっかけです。
トランクスパンツを履くようになった途端、
パンツ一丁で夏を過ごしてた父親の姿が
一瞬にして蘇ってきたのを覚えています。
主人は開放感を求めていたので、実際のサイズより
大きめを履いていたから余計にそう感じたのかもしれません。
お父さんのパンツ一丁姿は、今となれば昭和の微笑ましい
良い思い出ですが、格好いいとは言い難く、
できればボクサーパンツに戻ってくれないかなと思っていました。
開放感を味わってしまった主人にこの声が届くはずはなく、
懐かしのお父さんが令和に戻ってきました。
私はネット検索に没頭し、トランクスパンツを探しに探しました。
派手な柄は好みではなく、どちらかというとブランドより色重視、
あと大事なのが価格、3,000円ぐらいまでの価格で探しましたが、
なかなか気に入ったものが見つかりませんでした。
お店でもたくさんのトランクスパンツを見たり聞いたりしてるうちに、
トランクスパンツは妊活にも使われていることや、蒸れる事に悩んでる
人が多いことなどを知り、機能性+お洒落な色で作りたい!と、
気づいたらトランクスの虜になっていました。
長年アパレル業界で働いてる私はKIDS・LADIES・MENSの各ジャンルで
バイヤー・商品企画を経験し、いつか自分で何かを作ってみたいという
夢がありましたので、それからは生地選び→サンプル作りに励みました。
生地は肌触りのいい綿にし、その中でもお父さん感が出てしまう
ヨレヨレ感のない、少しだけ張りのある生地探しを徹底しました。
出来上がったサンプルを何度も修正、試着を繰り返すうちに、
メンズだけでは勿体ない、私自身もショートパンツとして履きたい!
と思える商品が出来上がり、UNISEXで販売するに至りました。
今では夫婦で色が被ったり被らなかったりと、楽しんで履いています。
トランクスパンツ=お父さんではなくなりました。
これから他のカラー展開やアイテムも徐々に増やしていく予定ですので、
時代に沿ったトランクスは、是非IYANでお楽しみください。